こんにちは。今日は学校に嬉しいお知らせが届きましたのでご報告したいと思います。
新型コロナウイルス感染拡大が続く中、当校に通う生徒は
「なにか自分たちに出来ることはないのか」
と日々考えながら過ごしていました。
そこで思いついたことはマスクの入手が難しかった時期だったので、
手作りのマスクを必要としている方々に届けるということでした。
思い立ったが吉日。生徒たちは早速マスクの作り方を調べ、
先生にアドバイスをもらいながら心を込めて作りました。
デザインは様々。生徒ひとりひとりの個性が光っている世界で一つのマスクです。
想いが詰まったこのマスクを、生徒を代表して2名が直接
社会福祉法人太陽福祉会サンホームさんにお届けしました。
自分たちが作ったマスクを渡す瞬間、初めてのことに緊張したと思いますが、
サンホームの方々の喜んでいる姿は生徒の目に焼き付いたことでしょう。
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そして先日、サンホームさんからお礼のお手紙が届きました。
そこには、とても喜んでいる入居者の方々の様子が書かれていました。
広報には今回のマスクの記事も写真とともに掲載されています。
今、時代は技術が進歩し、何でもインターネットやロボット、
いわゆるIoTに頼りがちな世の中ですが、そんな時代だからこそ、
人間と人間の「心」の温かみが必要だと思います。
今回の経験を通して、学生たちは人間と人間が関わり合うことによって
生まれる心の温かみを感じとれたことでしょう。
松陰高校燕三条校では、これからもこのような心のかよった活動を
大切にしていきます。