遠藤 真理 : 日本語教師
(シュタイナー翻訳家)
今、教育は曲がり角にあります。皆が同じように学校教育というルールの中で勉学するのに、これまで何の疑問も持たないでいた方がむしろおかしかったくらいです。学ぶことは一生のプロセスです。けれどそれは一律ではありません。数多の学びの中で通信高校はまだ始まったばかりの新しい試みです。1人は孤独です。2人いると関係性が生まれます。3人集まるとそこに小さな社会が始まります。勉学・食・実践を通して、まだ開かれていない新しい学びの共同体の可能性が、この春、三条から始まります。迷宮を潜り抜け、苦しみと失敗からしか学べないものがあるのが人生です。それを基にこの学校であれこれと試してみてください。再び、一歩ずつ歩み始めるための門がここから開けるでしょう。
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